VMWare + Asianux 2.0 x86_64 + Oracle10g R2 インストール失敗

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VMWare Workstation 5.5.1 + Opteron 240 Rev.E だとゲストOSに 64bit OS が載るという事で、Asianux 2.0 (Redhat Enterprise Linux 4.0 とほぼコンパチ)の 64bit 版と Oracle10g R2 for Linux x86_64bit をインストールしてみた。
ところが…
create database すると、

ORA-01501: CREATE DATABASE failed
ORA-00200: control file could not be created
ORA-00202: control file: ‘/opt/app/oracle/oradata/ora10gr2/control01.ctl’
ORA-27044: unable to write the header block of file
Linux-x86_64 Error: 11: Resource temporarily unavailable
Additional information: 3

とエラーで失敗してしまう。
control01.ctl は、一番最初に書きに行くファイルなので、ディレクトリのパーミッションかな?とも思ったのだが、それも白で困ってしまう。
一応、strace を取って眺めてみると、

[pid 4291] stat(“/opt/app/oracle/oradata/ora10gr2/control01.ctl”, 0x7fbfff78c8) = -1 ENOENT (No such file or directory)
[pid 4291] open(“/opt/app/oracle/oradata/ora10gr2/control01.ctl”, O_RDWR|O_CREAT|O_EXCL|O_SYNC, 0660) = 16
[pid 4291] fstat(16, {st_mode=S_IFREG|0640, st_size=0, …}) = 0
[pid 4291] fstatfs(16, {f_type=0x58465342, f_bsize=4096, f_blocks=1636056, f_bfree=863816, f_bavail=863816, f_files=3277184, f_ffree=3217993, f_fsid={2049, 0}, f_namelen=255, f_frsize=4096}) = 0
[pid 4291] lseek(16, 0, SEEK_SET) = 0
[pid 4291] write(16, “302300377310373@”…, 16384) = -1 EAGAIN (Resource temporarily unavailable)
[pid 4291] close(16) = 0

ファイルのオープンまでは出来ているのだが、その後の書き込みで失敗している。なんでかなぁ。
32bit 版では問題無かったのだが。
ちなみにリアルな Xeon 2.8GHz のマシンでは問題なく動いているので VMWare の問題かな?


追記:6/22
ファイルシステムに XFS を使っているのが悪かった。
現時点で Oracle は XFS をサポートしていない。+10.2 からデフォルトで非同期IO ON になってしまったので全く駄目なのかも。
Miracle Linux 4.0 の xfs にもバグがあるそうな。
追記:7/1
SP1 を入れると xfs 以外は改善する